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ニュープレス株式会社様 導入事例

"形式的な提案"から、"実践的な提案"へ。
定例前に頼る、もう一人の運用者という選択肢

AD EBiS Campaign Manager導入事例:ニュープレス株式会社様

ニュープレス株式会社

https://www.newpress.co.jp/

業種広告代理店・コンサルティング

AD EBiS Campaign Manager導入事例:ニュープレス株式会社様

AD EBiS Campaign Managerのサービス資料AD EBiS Campaign Manager(以下、ACM)を「もう一人の運用者」として週次の分析・改善提案フローに組み込み、分析時間を週2時間削減しながら、担当者の思考の枠を超えた複眼的な視点で「提案のマンネリ化」を解消したニュープレス株式会社様の事例をご紹介します。

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クライアントの目標売上達成に伴走する立場のマーケターや、その手段の1つとして広告運用を担う運用担当者であれば、「クライアント定例のたびに同じような改善提案を繰り返してしまう」「分析にかける時間が足りず、アイデアが頭打ちになる」といった壁に、一度は直面したことがあるのではないでしょうか。

クライアント様の目標売上達成に向けた伴走支援を主軸に、マーケティング戦略設計・広告運用代行・営業支援・生成AI研修などを一気通貫で手掛けるニュープレス社は、こうした課題に対し、「AIで定型業務を削減して時間をつくり、創出した時間でマーケティングや営業支援に踏み込み、クライアントの目標を追いに行く」という独自の伴走スタイルを掲げています。同社はAD EBiS Campaign Manager(以下、ACM)を「もう一人の運用者」として位置づけ、週次の分析・改善提案フローに組み込んでいます。

本記事では、導入の背景や現在の活用方法、導入後の変化について、代表取締役の西田 圭佑 様にお話を伺いました。

代表取締役 西田 圭佑 様

代表取締役 西田 圭佑 

大手GMSに新卒入社後、副業で広告運用とWebライティングに従事。2020年に広告代理店へ転職し、デジタルマーケティング担当として広告運用の内製化支援などを推進。2022年5月にニュープレス株式会社を創業し、現在は商品設計・品質管理・採用に加え、AI領域の事業開発を担う。

導入企業のご紹介|企業の目標売上達成に、「守り」と「攻め」の2ステップで伴走する

まずは貴社のご紹介をお願いします。

西田 様:

ニュープレス株式会社は2022年5月に創業した会社です。私自身はもともと広告代理店でデジタルマーケティングを担当しており、その頃に副業として始めた広告運用代行を法人化したのが、当社の出発点でした。

ただ、クライアントを支援する中で、「広告運用代行という1つの手段だけでは、クライアントの売上や目標達成に十分なインパクトを残しきれない」と感じる場面が増えてきました。そこで、目標売上達成のための伴走支援そのものに軸足を置き直し、広告運用はあくまで「目標を達成するための手段の1つ」という位置づけに整理。現在は「AI研修などを通して業務を削減し、時間とお金をつくる。そのうえで、広告運用や営業支援などあらゆる手を尽くして目標を追いに行く」という、いわば守りと攻めの2ステップのアプローチを軸に据えています。

設立 2022年5月
従業員数 12名(役員・業務委託含む)
本社 大阪市中央区平野町2-3-7 アーバンエース北浜ビル1階
拠点 大阪・新福島/三重・伊勢
事業内容 マーケティング戦略立案・KPI設計/生成AI研修(活用支援)/Web広告運用代行/SEO・SNS支援/人材育成 ほか

※ 2026年5月時点

「守り」と「攻め」を分業せず、同じチームで一気通貫に届ける体制

今の弊社の中核は、1社のクライアントに対して、目標売上の設定・現状把握・ギャップ分析・ボトルネックの特定・KPI設計といった上流の設計から、日々の運用・レポーティングまでを一気通貫で伴走するスタイルです。

広告運用は、あくまで目標売上を達成するための手段の1つという位置づけで、場合によってはクライアントが当初設定している目標そのものを一段引き上げ、SEO・SNS・LPOといった広告外の手段にまで踏み込むこともあります。

チーム体制としては、案件全体のディレクションは私が担い、広告運用を専任で担うWebマーケターに加えて、デザイナーやAI研修の実行担当など、クライアントに応じて体制が変わる形を取っています。 また、戦術領域は必要に応じて外部パートナーと組みつつ、KPI設計や上流の意思決定は社内で巻き取る——この役割分担が、12名規模ながら幅広い領域をカバーできている理由だと思います。

そしてもう1つの事業の柱が、生成AI研修支援です。広告運用代行やマーケティング伴走で関わるクライアントの多くは、社内のリソース不足や属人化に悩んでおり、「外部に任せ続ける」だけでは、中長期の競争力にはつながらない。そうした課題意識から立ち上げた領域で、ACMの導入も、「自分たちがAIを使い、そのナレッジをクライアントにも還元していく」という思想と地続きの選択でした。

導入前の状況|分析と提案の質に、構造的な壁があった

ACMを導入する前、定例に向けた分析や改善提案はどのように行われていましたか?

西田 様:

数値はLooker Studioでクライアントもリアルタイムに見られる状態にしていました。ただ、フォーマット自体はキャンペーン別・広告グループ別といった一般的な構成で、クライアントが本当に知りたい「配信中のどのクリエイティブがどう効いているか」といった粒度の情報はカバーしきれていませんでした。そこから派生する形で、定例に向けた分析と改善提案のプロセスには、構造的にふたつの課題がありました。

課題① データ加工よりも、「所感をひねり出す」工程に時間が溶けていた

Looker Studioのレポートだけでは、クライアントが求める粒度に届かず、結局はスプレッドシートやGoogleスライドに手作業でまとめ直す必要がありました。ただ、いちばん時間を取られていたのは、データ加工そのものではなく、その後の「要因分析と改善策の立案」工程でした。弊社のクライアントへの報告サイクルは、週に1度の定常報告と、2週に1度の定例会です。サイクルが速いぶん、「なぜこの数値になっているのか」という要因分析と、そこから打ち手を組み立てる作業に、毎週多くの時間を要していました。さらに、深掘りしようとするほどに煮詰まり、改善策がなかなか出てこない状態に陥ることも珍しくありません。月にして1クライアントあたり8時間ほどを、こうした「要因分析と改善策の立案」に費やしていた、というのが実態でした。

課題② 1人の運用者の頭の中だけで考えると、提案がマンネリ化していく

運用担当者が1名で複数案件を抱える体制だと、改善提案の引き出しがどうしても担当者の経験や直近の記憶に依存してしまいます。実際、担当案件数が増えるほど、週次・月次の改善提案を組み立てるだけでも負荷が積み上がり、提案の方向性も「バナーを差し替えましょう」「この訴求軸で」といった同じ角度の繰り返しになりがちでした。そうした提案を毎週のように続けるうちに、「本当にクライアントの目標達成につながる提案ができているのか 」という違和感が常に残っていました 。提案のマンネリ化は、単なる提案内容 のクオリティの問題というより、クライアントの目標達成そのものに影響しかねない構造的な課題だと感じていました。

ニュープレス株式会社 西田様
ニュープレス株式会社 西田様

導入理由|"実践的な運用視点"を期待した

ACMを導入しようと決めた理由を教えてください。

西田 様:

先ほどお話しした「要因分析で煮詰まり、改善策が出ない時間の重さ」と「提案のマンネリ化」から、どう抜け出すかが検討の出発点でした。打ち手として候補に上がったのは、一般的なAIに媒体データを読み込ませて代替する方法と、専用ツールを導入する方法の2つです。ただ、率直に言うと、一般的なAIで代替する選択肢は最初から取りませんでした。理由は2つあります。1つは、クライアントのデータを一般的なAIに入力することにセキュリティ面で抵抗があったこと。もう1つは、一般的なAIは公式情報を鵜呑みにしやすいと感じていたことです。

たとえばGoogle広告なら、公式では「マッチタイプはブロード、入札戦略は自動入札がベスト」と言われます。ただ、それを実運用にそのまま当てはめると、CPAが跳ね上がるケースも普通にあります。公式見解だけを前提にしたアウトプットは、運用者から見ると「形式的で、実践的じゃない」んですよね。そうなると結局、提案がありきたりな方向に収束して、弊社が抱えていたマンネリ化の課題を抜け出すどころか、加速させかねない。そうした背景もあり、 当初から、ツールベンダーがプロの視点で広告運用の知見をベースに作っているプロダクトを使いたいと思っていました。AD EBiSを長く提供してきたイルグルムさんなら間違いないだろう、という信頼感も大きかったです。

加えて最終的な決め手になったのが、開発要望への対応スピードでした。Meta広告のカスタムコンバージョン連携が当初は未対応だったのですが、ご相談したところ「正式に開発します」と即応していただけました。「一緒に育てていけそうなプロダクトだ」と感じられたことが、最終的な意思決定の後押しになりました。

活用方法|週次報告の前日に、"もう一人の運用者"として読み込む

現在はどのように活用されていますか?

西田 様:

基本的には、Webマーケターである運用担当者が日々のメインユーザーで、私自身は品質管理の局面で入る、という分担です。クライアントへの報告サイクルは、月曜日に週次の集計を行い、遅くとも火曜日の昼までには報告を送っています。 このサイクルの中で、ACMの所感を、分析・改善提案を組み立てる際の「もう一人の運用者」として参照している、というのが一番近い表現だと思います。

「もう一人の運用者」としての使い方

「もう一人の運用者」としての使い方は、大きく2つあります。

週次の分析・改善提案サイクルに組み込む

週次報告のたびに、運用担当者が管理画面とACMの課題発見カードを並行して開きながら、その週の所感を組み立てるのが基本フローになっています。「媒体側の数値」と「ACMが提示する課題と打ち手」を突き合わせ、自分たちのアイディアと重なる部分は確証として、ズレた部分は新しい角度の示唆として、クライアント向けの所感に落とし込んでいます。

週次の分析・改善提案サイクル(イメージ)

クリエイティブ単位の詳細分析を、提案にそのまま転用する

もう1つの主用途が、クリエイティブ単位の評価です。クライアントによっては配信中バナーの本数が多く、自力で管理画面を1枚ずつ追うと負荷が高くなる案件もあります。しかしACMでは、バナーごとに画像リンク付きで評価が並ぶため、該当クリエイティブを別タブで開きながら所感をそのまま読み込めるようになりました。「この画像はベネフィットが伝わりづらい」といった画像内容そのものへの分析や、訴求内容とLP遷移先の整合性に踏み込んだ示唆が出てくることもあって、課題発見カードの内容によっては「このページ、そのままクライアントに共有した方が早いんじゃないか」と感じる粒度に仕上がっています。また、結論・事実・解釈をちゃんと分けて書いてくれているので、フェアに評価できるんですよね。

導入後の変化|分析時間が週2時間削減

導入後に感じている変化や手応えがあれば教えてください。

西田 様:

定量的な変化で言うと、要因分析や改善策を考える時間が、週2時間、月にして8時間ほど削減できている感覚があります。要因分析は、深掘りするほど煮詰まりやすい工程で、導入前は改善策にたどり着くまでに時間だけが溶けていくことがよくありました。導入後は、ACMが先に数パターンの示唆を出してくれている状態から議論を始められるので、その煮詰まる時間そのものが、ぐっと短くなったんです。

1人の運用者が、複眼で考えられるようになった

以前は、運用担当者の経験と直近の記憶だけが提案の引き出しになっていて、「今週もまた同じ方向の提案になっている」という違和感が常にありました。ACM導入後は、課題発見カードが「もう一人の運用者」として業務フローに加わり、訴求内容とLPの整合性や、デバイス別・媒体別の切り口など「自分では拾いに行きにくい観点」を素材としてテーブルに載せられるようになりました。別の運用者から改善案を投げてもらえる感覚で、自分たちの頭になかった角度の示唆を、クライアントに届けられるようになったのが大きいですね。

業務フローへの組み込みが進み、運用が定着しつつある

月曜の集計と所感の確認→火曜昼までの報告というルーティンに、ACMが自然に組み込まれた点も大きな変化です。「特別にACMを開く」のではなく「報告作成のために開く」場所として運用に溶け込んでいる状態で、導入直後から業務フローに組み込めていることは、横展開のしやすさという観点でも重要なポイントだと感じています。

今後の展望|クライアントが投じた広告費を、クライアントの資産として返す

今後、ACMに期待していることがあれば教えてください。

西田 様:

ACMで蓄積していくデータの資産化に期待しています。私たちとしては業種ごとの勝ちパターンが見えてくるという面白さもあるのですが、それ以上に強く意識しているのは、広告費を負担しているのはクライアントである以上、そのデータもクライアントの資産だという考え方です。同じ企業で店舗展開や事業拡大が進んだときに、そのデータを資産にできている状態を、伴走する代理店として作っておきたいと思っています。

広告という手段にフォーカスすると、どうしても「クライアントの売上を上げる」という攻めの観点に寄りがちです。ただ、クライアントが過去に積み上げた利益から広告費という投資を出してくださっている以上、私たちはその投資を守る観点も同じ重みで持ち続けたい。「攻め」だけでなく「守り」も含めて伴走し続けることが、私たちが長く伴走させてもらうための核だと考えています。

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